北上研究所

2025年10月08日　AI2

Kitakami Yuma Project.のyumaです。

前回はAIについて書きましたね。
特に昨今流行っている中でもLLMについて書いてきました。

ですがLLM以外のAIもたくさんあります。
今回はそんな中の一つである画像を生成するAIを使わない理由を書いていきます。

画像を生成するAI、巷では生成AIなんて呼ばれ方もしてますね。
そんな画像生成AIですが、LLMと同じくあまり使っていません。

「あまり」と付けたのには理由がありまして、実はほんの少しだけ使っています。
具体的に言うと極端に解像度が低い素材の補完したり、極端にノイズが多い素材のノイズを除去するのに使用しています。

無から創造しないので、一般的には生成AIの中に入れません。
ですが仕組み的にはニューラルネットワークを使うのでAIの仲間です。

とまあ少し使っている生成AIですが、無から有を生み出すことはしてません。
いわゆるAI絵師みたいな使い方はやっていません。
AI絵師って何だよ。

画像生成AIを使わない理由は単純です。
根本的にパソコンのスペックが足りないからです。

ローカルじゃないAIを使えば良いだけの話ですが、オンライン上のAIはお金がかかったり制限があったりなど好きではありません。
仮に限りなく制限が少ないサービスがあったとしても、生成AIはサービス終了が早いことが多く安定して同じクオリティの物を作ることができません。

それに生成したものを加筆する能力もありません。
加筆しなければAIだということはバレバレなので良くありません。

Vtuber界隈で生成AIがあまり良い印象ではないというのも大きいですね。
AIVtuberならともかく、Vtuberには絵師も多く生成AIには懐疑的な意見も多いです。

わざわざ多くの方を敵に回してまで、生成AIを使いたいとは思えません。
AI絵師が暴れ回ってるせいで生成AIの印象がより悪くなってますし。

あとは学習データの問題も大きいでしょう。
収益化も視野に入れているチャンネルで、こんな不安要素を持ちたくはありません。

別に生成AIの全てが嫌いと言うわけではありません。
生成AIの学習データや使う人のモラルの無さは好ましく思いませんが、技術としてはとても面白く著作権等の問題が解決したら遊んでみたいと思っています。

今はとにかく生成AIの黎明期ですから。
今後、法整備や諸々のルールがしっかりすることに期待です。

余談ですが古いサムネの立ち絵は解像度が荒いのに対し、現在は解像度が良いです。
なお一部を除く。
色々なことをして解像度を上げたんですが、実はAI関連は使っていません。

出力するソフトを変えたり色々調整したりしましたが、生成AIは使用してません。
GIMPの拡大・縮小ツールで「キュービック」という補間アルゴリズムは使いましたが、これを生成AIと言うのはいささか無理があります。

そもそも僕の立ち絵の大部分はパスを用いて描いてます。
なのでパスをそのまま拡大させれば、立ち絵を簡単に大きくできるんですよね。

また立ち絵のほとんどはベタ塗りです。
それも相まって大きくするのは簡単でした。

まあいつか立ち絵を1から書き直したいと思ってるんですがね。
一体いつになることやら……。