北上研究所

2025年10月06日　AI

Kitakami Yuma Project.のyumaです。

皆さんAIは知っていますか？
AIにもいろいろ種類がありますが、今回言ってるAIは「生成AI」のことです。

まあこんな隠しページを見つけられる人なら知ってますよね。
最近では情報に詳しくない人でも、とりあえずCharGPTに聞いてみるみたいですし。

最近は本当にAIが流行ってますよね～。
画像を生成したり、テキストを生成したり、音楽を生成したり、様々なAIがあります。

ここだけの話、実は生成AIはあまり使っていません。
全く使っていないというと流石に語弊がありますが、CharGPTなどのLLMと呼ばれるタイプのAIは全く使ったことがありません。

意外ですかね？
AVIFを主要なブラウザが未対応だったり、対応してから日が浅かった頃に使うなど、新しい技術を使ってることが多いので意外に思う方もいるでしょう。

使わない理由は単純です。
生成AIの抱える問題が、僕の求めるものと相反するからです。

LLMの使用例として、検索サイトのように情報を調べる目的で使うことがあります。
正直凄いとは思いますが、普通にGoogleなどの検索サイトで十分です。

LLMは大喜利のような、答えの決まっていない問題に対しては強いです。
しかし僕の知りたい情報は大抵答えが決まっています。

HTMLのリファレンス、製品の仕様、ソフトウェアの更新履歴などについて調べることが多いですが、大抵の場合は明確な答えがあります。
稀に情報が見つからないこともありますが、それでも見つからないだけで答えがあります。

決して勝手に解釈して、答えを作ってはいけません。
1+1は必ず2であるように、HTMLの仕様はリファレンスが最も正しいです。

LLMは遊び道具としては面白いと思いますが、情報の正確さには欠けます。
LLMの悪い癖として、ありもしない情報をそれっぽく書くことがあります。

平和より自由より正しさを望んでいるのに、不正確な情報は邪魔でしかありません。
真実のためなら消滅しているサイトの情報を引っ張り出してきたり、インターネットの奥深くにある闇の向こう側まで探しに行くので不正確な情報をそれっぽく書かれたら迷惑です。

またLLMでプログラムを生成する方も多くいらっしゃいます。
ですがLLMでプログラムを書くと、一体どんなプログラムなのか理解しにくいです。

僕の作るプログラムの特徴として、限界まで機能をそぎ落として劣悪な条件下でも機敏に動くようにするというものがあります。
そのためならばフレームワークを使わずデザインを捨て面倒な手段をあえて取ることさえあります。

例えばこのサイト自体もそうですね。
極限までソースコードを減らし、低容量・高速通信を行っています。

AVIFをリスクを冒してまで採用したのも、サイズを小さくして速く通信するためです。
そのため軽量化の障壁となる理解のしにくいLLMのコードは不要です。

もちろん有料のLLMであれば賢いので僕より軽量化できるかもしれませんが、そんなお金を払えるわけがありません。
そもそも極限の軽量化をして高速にしないといけないのは、お金不足で劣悪な環境を使わないといけないからです。

それにLLMが普及してから0からの開発をやっていないというのもあるでしょう。
ソフトの開発とか最近はやってませんしね。

そんなわけで生成AIは全く使ってません。
別にLLMに非はありませんが、とにかく相性が悪いのです。

別にAIなんてただの道具ですから必ずしも使う必要はありません。
必ずしもハイテクである必要は無いのです。