北上研究所

2024年07月11日 魔改造4

Kitakami Yuma Project.のyumaです。

今回も前回に引き続き魔改造について書いていきます。
前回はパソコンを作るってところで終わりましたね。

というわけで新たなパソコンを買うことになりましたが、以下の要素が求められました。

これらには全て理由がありました。

小型なのは部屋の構造的に大型のパソコンを設置できないから。
5万円程度なのはそれだけしかお金が用意できなかったから。
Minecraftや動画のネタになることは当時も動画投稿をしていたから。

正直厳しい条件でした。
ただ僕は諦めませんでした。

そして諦めず探した結果、見つけ出したのがNECのMateでした。
NEC Mateは非常に都合の良いパソコンでした。

NEC Mateは事務用PCであるためミドルタワーと比べ非常に小型。
また企業で使われていた物が中古やジャンクとして安値で大量に出回っている。
そしてパーツを交換すればMinecraftを動かせるだけの素質がある。
極めつけに当時、YouTubeでNEC Mateの魔改造が流行っていた。

こんな代物はなかなかありません。
そもそもこの前の計画としてMateではないPCを魔改造する案があったので魔改造に対する抵抗もありませんしね。

余談ですが最近は小型なPCと言えばN100を搭載したミニPCが話題ですが当時はミニPCは知りませんでした。
まあミニPCはグラボが挿せないので知ってても買いませんが。

というわけでNEC Mateを魔改造することにしましたが、NEC Mateには様々なタイプが存在し現行型だけでもこんなにあります。
その中でも僕はPC-MY30DBZ7Aという型式のNEC Mateを買いました。

NEC Mateの中で特に魔改造で有名だった物はPentium 4から第3世代Core iシリーズまでの外見の物です。
PC-MY30DBZ7Aはその中の第1世代Core i3を搭載したモデルにあたります。

これを買ったのは単に安かったからです。
ヤフオクでジャンク2,500円は少し高めですが急いでたのでそこそこで妥協しました。

本体が用意できたとなればあとは改造パーツを買うだけです。
まあ1つ1つ紹介するのは面倒なのでビフォーアフターを表にしました。

改造前改造後
CPUCore i3-540Core i7-870
コア数2コア4スレッド4コア8スレッド
クロック数3.06GHz(TBなし)2.93GHz - 3.60GHz
RAM2GB10GB
GPUなしGT 1030
ストレージHDD 160GBSSD 512GB (860 EVO)
OSWindows 7 Professional 32bitWindows 10 Home 64bit
ドライブDVD-ROMドライブ (純正)DVD-ROMドライブ (純正)
電源200W (純正)200W (純正)
拡張カードなし無線LANカード

ちなみにメーカーの表によると元々1GBですが購入時には2GBになってました。
メーカーがバラバラだったので元の使用者か販売者が後で追加したのでしょう。

正直あまり良い性能とは言えません。
第9世代Core iシリーズの発売と同時期と考えるとかなり低スペックなパソコンでしょう。

それを僕は知っていました。
知っていたんです。

ただお金がありませんでした。
当時の僕の力だと5万円という予算の中ではこれが限界だったんです。

なおこちらが各パーツを買った時の金額になります。
今見ると新品かジャンクってかなり極端ですね。
中古がモニターしかないという。

パーツ状態金額 (税込み)
NEC Mateジャンク2,500円
Core i7-870ジャンク2,685円
メモリ4GBx2枚新品3,650円
GT 1030新品9,796円
SSD 512GB新品7.980円
Windows 10 Home新品15,689円
無線LANカード新品4,580円
小計46,880円
モニター中古5,920円
キーボードジャンク800円
HDMIケーブル新品1,020円
合計54,620円

正直もっとジャンクの使用率を上げることも可能ですがこれメインPCですからね。
流石にジャンクだと危険な部品は新品を使いました。

あとメモリはヤフオクの値段と新品の値段が大差なかったので新品を買いました。
値段が同じならわざわざ中古を買う理由はありませんからね。

正直、これだけなら魔改造ではなくただの改造です。
ただCPUを載せ替えたりグラボを射しただけではそこまでインパクトもないでしょう。

もう長くなったので次回にしますが次回は真の魔改造をご紹介しましょう。
それでは、